2023年度第3回(通算第13回)大学教育リデザイン研究会

高校から大学への「学び移行」を考える-高校教育最前線-

日時

2023年12月21日(木)18:00-19:30
① 笠岡高校のケース

2023年12月22日(金)17:30-19:00
② 岡山城東高校のケース

場所

岡山大学(津島キャンパス)一般教育棟A44教室

講師

小寺 邦彦 氏(岡山県立笠岡高等学校 校長)
  藤丘 浩次 氏(岡山県立笠岡高等学校 教頭)

田村 繁樹 氏(岡山県立岡山城東高等学校 校長)

内容

 本学は、教育の基本的目標に基づき、第4期中期目標中期計画における養成する人材像として「主体的に変容し続ける先駆者」を掲げています。具体的には、大学院教育の改革に続き、初年次教育を起点とする学士課程教育の再構築及び高大接続・入試改革を謳う「Target2025」と通称する教育改革に着手しています。2025というのは、2025年度の本学新入生を念頭に置くもので、高等学校が新学習指導要領をスタートし、その卒業生らが本学へ入学する初年度が2025年度という意味です。
 この「Target2025」には、いくつかの柱があります。そのひとつに、学生同士が協働して学び合いながら課題について探究&研究する教育方法を採り入れた授業科目の新設があります。高等学校における探究学習で身に付けた学びと、学士課程教育の卒業論文等で代表される大学における学生の研究活動を結んでいく、その第一歩となる学士課程初年次の授業科目です。
 折しも、日本学術会議は「日本における高大接続の課題-「セグメント化」している現状を踏まえて-」(2023年9月27日)を公開し、積年の課題である「教育接続」を再提示しています。
 本学が2021年度から始めた学士課程教育に関する改革構想の検討は、「Target2025」と呼ばれるようになり、設計案が取りまとめられ、いよいよ実施準備の段階へ進みます。本研究会では、本学における実施準備に当たっての新たな視点や課題の共有、組織的展開に向けた突破口を探ります。

その他

主催:教学企画室
参加:教育推進委員会委員をはじめ本学の教務関係者、アドミッション委員会委員をはじめ本学の入試教務関係者、教育改革設計委員会委員・教学企画室及び学務部の教職員、部局長ほか関心のある方

【参考】
日本学術会議心理学・教育学委員会高大接続を考える分科会「日本における高大接続の課題-「セグメント化」している現状を踏まえて-」(2023年9月27日)

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