【開催案内】桃太郎フォーラム2025
今こそ、学生が思考するキャンパスをつくる
趣旨
本学ではFD・SDに関する全学規模の催しとして、1998(平成10)年度から毎年「桃太郎フォーラム」を開催しております。第28回となる今回は「今こそ、学生が思考するキャンパスをつくる」をテーマとし、「学生が思考する」ことを企図する取り組みに関するシンポジウムを実施いたします。
大学教育改革が論じられる中で、様々な用語が使われてきました。中央教育審議会の答申から拾うだけでも「アクティブ・ラーニング」、「ラーニング・コモンズ」、「教育の質」、「主体的な学習」、「学修者本位の教育」、「『文理複眼』的な思考」、といった様々な用語や考え方が登場しています。いずれにおいても焦点となるのは、学生(学習者)が思考するかどうかでしょう。2040年やその先の社会を見据え、大学等の価値が再考される今だからこそ、「学生が思考する」ことを問う意味があると考えます。
本シンポジウムでは、「学生が思考する」ことを企図する授業として、高等学校の物理教育や大学におけるチームでの協働学修、自身の研究室外での活動を通した学修を扱います。また、「学生が思考する」ことを企図する学修環境として、ラーニング・コモンズについても扱います。パネルディスカッションでは、それらにある工夫や特徴、通底する考え方などを参加者の皆様と考えます。
開催概要
日時 2025年9月29日(月)13:30-17:00
受付開始13:00 / 13:30-17:00 今こそ、学生が思考するキャンパスをつくる
場所 岡山大学(津島キャンパス)一般教育棟A21教室/ バス停「岡大西門」より徒歩約7分
(GoogleMap)
申込 こちらの申し込みフォームから申し込みをお願いいたします。
(申込期間)2025年6月11日(水)夕方~2025年9月17日(水)正午
資料 当日の配付資料につきましては、PDFデータをWebサイトに掲載予定です。
ダウンロードの際に必要なパスワードは当日お知らせいたしますので、参加者の皆様はデバイス
のご準備をお願いいたします。
プログラム
「今こそ、学生が思考するキャンパスをつくる」
時間 | 内容 |
---|---|
13:30-13:50 | ■開会 ■開会挨拶 菅 誠治 氏(岡山大学理事(教学担当)・上席副学長) ■来賓挨拶 ■趣旨説明 田中 岳 氏(岡山大学副学長(教育・入試改革担当)) |
13:50-14:15 | ■事例報告1 小川 慎二郎 氏(早稲田大学高等学院中学部教務主任・教諭・教育学部非常勤講師) 「教室を飛び出す探究課題」 早稲田大学高等学院における授業の取り組みに関する事例報告を予定しています。 |
14:15-14:45 | ■事例報告2 小山 敏広 氏 (岡山大学学術研究院医歯薬学域教授) 田尾 周一郎 氏(岡山大学学術研究院共通教育・グローバル領域准教授) 「混ぜる・混ざる『知の探研』」 岡山大学における「知の探研」の取り組みに関する事例報告を予定しています。 |
14:45-15:00 | ■事例報告3 森 紀華 氏(岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科博士前期課程2年生) 「私の思考を揺さぶったOU-TACT」 岡山大学における「プロジェクト・マネージメント実習」に関する 事例報告を予定しています。 |
15:00-15:25 | ■事例報告4 岩﨑 千晶 氏(関西大学教育推進部教育開発支援センター長・教授) 「思考力を育むラーニング・コモンズのデザイン」 関西大学における「ラーニング・コモンズ」の取り組みに関する 事例報告を予定しています。 |
15:25-15:40 | 休憩 |
15:40-16:55 | ■パネルディスカッション ・登壇者 小川 慎二郎 氏(早稲田大学高等学院中学部教務主任・教諭・教育学部非常勤講師) 小山 敏広 氏(岡山大学学術研究院医歯薬学域教授) 田尾 周一郎 氏(岡山大学学術研究院共通教育・グローバル領域准教授) 森 紀華 氏(岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科博士前期課程2年生) 岩﨑 千晶 氏(関西大学教育推進部教育開発支援センター長・教授) ・指定討論者 福留 東土 氏(東京大学大学院教育学研究科教授・総長特任補佐) ・モデレーター 和賀 崇 氏(岡山大学学術研究院共通教育・グローバル領域准教授) |
16:55 | ■閉会・閉会挨拶 三村 由香里 氏(岡山大学理事(企画・評価・総務担当)) |
アクセス
過去の桃太郎フォーラム
これまでに開催した桃太郎フォーラム当日の配付資料や開催報告書等を掲載しています。
「知の探研」をはじめとする岡山大学のTarget2025(教育改革)
本学では2025年度から新たな学士課程教育を展開しました。2025年度は高校新学習指導要領における「主体的・対話的で深い学び」の視点で学んできた高校生が入学する年であったため、この年度を目標に「Target2025」と銘打ち科目の整備や内容の検討を行いました。その概略を記したパンフレットや紹介動画は以下のリンクよりご覧いただけます。
お問い合わせ
学務部学務企画課教育支援グループ
TEL:086-251-8426
Mail:daf8424◎adm.okayama-u.ac.jp
※◎を@に置き換えてください。
2025.06.11 ページ公開・申し込み受付開始
2025.07.02 フライヤー公開・登壇者プロフィール公開